こんにちは!長野県庁採用担当の布施です。
今年度に入り記事の投稿ペースが少し落ちてしまっていますが、多くのライターの手で鋭意執筆中ですのでもう少しばかりお待ちください。。。
さて、今回は、この4月に新たに採用された職員にアンケート調査を実施しましたので結果の共有になります。約半年間、県職員として生活した率直な感想や、職場や業務内容の満足度などをまとめましたのでぜひ最後までお読みください!
5か月間を知るためにアンケートを実施
(1)新規採用職員の職場評価を知りたい
5か月間、新規採用職員がどんな気持ちで仕事をしてきたのか、働きやすさ、仕事への取り組み方などどう感じているかということを知りたくなったのでアンケートを実施することにしました。
(2)次のステップに活かしてもらいたい
実は、新規採用職員が自身のこれまでを振り返ってみるというプロセスが組織としてあまり実践的ではなく、数値化・可視化することで次の半年(後期)に活かしてもらうということも狙いとしてあります。
(3)県職員イメージの解像度を高めたい
さらには、説明会とかガイダンスとかでもよく「若手のうちにどの程度仕事をさせてもらえるのか」や、「課や係内でどの程度コミュニケーションがあるのか」などの質問・問い合わせをいただきます。このあたりも読者の方にお届けできるのではないかと思っています!
職種別に結果をまとめました
実施概要
調査項目
結果概要
入庁前後のギャップについて
5か月間を振り返って感じていること・感想
アンケート結果について解説します
以上、新規採用職員に対するアンケート結果でした。この結果からは、
といったことが読み取れます。
これらについて、少し解説・補足させていただきます。
(1)行政・技術ともにやりがいをもって仕事を進めている
皆さん面接では自身が携わりたい分野や仕事についてしっかり軸をもって話してくれますが、実際の配属が希望通りに叶うことは稀です。
でもこの5か月間、業務を通して何かしらにやりがいを持ちながら仕事をしている方が多くいらっしゃいました。これは、どんな仕事であれ、結果的には「県民のため、長野県が元気になるため」というミッションがあるからだと思っています。
「なぜ公務員になりたいのか。公務員になってどんなゴールを描くのか。」その軸さえブレなければどんな仕事でもやりがいをもって進めることができるはずです!
(2)上司や同僚とのコミュニケーションが盛んで、わからないことは都度聞きながらチームとして業務にあたることが多い
「残業が続く仕事でも周りのメンバーが良いから楽しい!」という声が県庁内でもよく聞かれます。
これは、重い仕事でも一人でやるのではなく、コミュニケーションをとりながらチームとして仕事をする所属が多いからだと思っています。
特に近年は「組織として仕事をする」ことが増えてきたと感じていますので、新規採用職員が孤立することもありません。しっかりフォローしてもらいながら自身のペースで仕事ができるはずです!
(3)同期とのつながりは財産!業務だけでなくプライベートでも交流あり
R5.4に採用された新規職員は、高卒や社会人経験者なども合わせると180名弱の同期がいて、県内各地の機関に配属されています。
基本的には同じ地域に配属された同期とのつながりが濃くなる印象ですが、今年度から、コロナ禍で中止していた泊まり込みの新規採用職員研修が再開され、コミュニケーションも多く取れたことから同期同士の交流も盛んなようです。
また、仕事の悩みを相談したり、仕事内容を情報交換したり、同期との交流は仕事をしていく上でも支えになると思います。多くの仲間がいるのでon-offの切り替えがうまくできていると感じます。
(4)5か月間はあっという間だが、まだまだ慣れなかったり一人前として仕事ができているか不安
これは仕方がないと思います。初めて社会に出る方が大多数で、仕事の方法をイチから学んでまだ5か月なので…。
目の前の仕事に集中して取り組み、先輩や同僚の姿を見ていろいろなことを吸収したり実践したりいろいろともがいたあっという間の5か月だったのではないかなと思います。
この経験は必ず次のステップで役に立ちます。新規採用1年目は気兼ねなく試行錯誤してもらいたいと思います!周りの同僚や先輩、上司は応援してくれるはずです。
おわりに
この記事を読んでいただいている方は、少し公務員や長野県職員に興味がある方から、長野県職員第1希望!という方まで幅広いと思います。
そんな皆さんに新規採用職員の生の声をお伝えし、少しでも仕事のイメージなどを具体化するお手伝いができればと思い今回記事を書きました。
分からないことは周りがフォローしてくれますし、on-offの切り替えもしっかりできる。こんな体制ができているのが長野県庁です。
ほかにも仕事内容を紹介した記事 も多くありますので合わせてお読みいただき、より長野県庁のイメージを具体化してみてください!
10月以降、いろいろな切り口の記事をお届けしますのでしばらくお待ちください。少し長くなりましたが今回はこのあたりで失礼します…!