新卒採用3年目職員に聞いてみました ~採用試験編~
現在長野県長野農業農村支援センターで働く同期入庁3名に語っていただいた内容を、全3編に分けてお送りします。
1編目は、採用試験についてです。
県庁職員になるためには、誰もが通過しなければならない道。
県庁職員として働く3名の方は、どのようにこの試練を乗り越えたのでしょうか。会話形式でご紹介します!
お話を聞いたのはこの3人!
司会は3人と同じ長野農業農村支援センターで働く私、サイボールドが務めます!
インタビュー開始!
司会:今回はお集りいただきありがとうございます。
皆さんは、長野農業農村支援センターという同じ職場で働く同期として切磋琢磨されていると思います。
今日はざっくばらんにお話しを聞いていきたいと思います。
では、まず採用試験についてお伺いします。
新倉さんは、いつ頃どんな勉強をしましたか?
新倉 :3年生の時の夏くらいから、大学で公務員講座が始まったので、一応その時からやっていたことにはなります。
真面目に始めたのは、3年生の2月くらいからで、4か月ほどみっちりやりました。
司会:一日何時間くらい勉強しましたか?
新倉:3時間くらいですかね。
司会:専門試験の勉強が中心ですか?
新倉:直前は、農業関連(専門試験)の勉強ばかりでした。
司会:北原さんはいかがですか?
北原:私も大学の公務員講座を受講した3年生の時の5月から勉強し始めました。
一日に8時間くらい勉強していました。
そんなに勉強しなくてもよいという人もいると思いますが、私は不安だったので、その公務員講座に加えて自分でも毎日コツコツやっていました。
司会:赤岡さんはいかがですか?
赤岡:大学で講座がなかったので、民間の公務員講座に自分で申し込んで、3年生の10月くらいからやり始めました。
前半は1日3時間くらい、後半は1日5時間くらいを目標にして、半年くらいかけて勉強しました。
長野県庁以外に受けたところは?
司会:ちなみに、公務員以外(就職活動)を受けた方はいますか?
北原:民間企業と公務員合わせて10社くらい受けました。
それがすごく大変で。
公務員の勉強の追い込みの時期に、民間のエントリーが始まってくるから勉強に集中できなかったです。
精神的にもすごく大変だったんですけど、だからこそ受かって嬉しかったです。
司会:第一志望は公務員だったってことですかね?
北原:はい。
司会:ちなみに長野県庁以外を受けられた方いますか?
新倉:はい。国の一般職を受けました。
農林水産省の官庁訪問は通過しましたが、その時点で県庁の方から内定をもらったので、辞退しました。
北原:私も国も受けて、警察も受けて。
警察は試験の時期が早く、第一志望の県庁に受かるかどうかもわからなかったので。本当に先が心配だったので、受けました。
赤岡:私は地元の市役所を受けて、面接や市長との懇談まで選考は進みましたが、県庁から内定をもらったので、そこで県庁の方を選びました。
面接での意外な質問
司会:ちなみに採用試験に向けて一番大変だったのはどんなところですか?
新倉:やっぱり公務員試験で教科がたくさんあったので、自分が苦手な数的処理と英語は捨て、範囲を絞って勉強しました。
あとは面接なんですけど、話すのが本当に苦手で、暗記することもできないので。公務員講座で練習をしてもらえたので、何とかなりました。
司会:面接で意外な質問などは聞かれませんでしたか?
新倉:特になかったですね。
北原:私が戸惑った質問は、面接では県の良いところばかり話すと思うんですけど、「県の悪いところはどこですか?」と聞かれました。
インターンシップに行った時のことを話して、「〇〇のような経験ができて良かった」のようなことを言ったら、「逆に悪かったところは?」と聞かれて結構戸惑いました。
精神的に辛かったこと
司会:一応私からの質問は以上ですが、採用試験関連でこれ話しておきたいみたいなのはありますか?
北原:採用試験の時に大変だったことで、周りはみんな民間企業志望の学生が多くて、そういう人は早くに決まっていっちゃうから、自分だけ置いて行かれた感じがして、すごい焦ったというのはありますね。
みんなが内定出ているときに、まだ自分は試験がこれからで。
そのための勉強をしていて内定取れていないみたいな、精神的にそれがむちゃくちゃ辛かったです。
新倉:確かにそれはありますね。
またゼミ関連で、忙しいゼミに入っちゃうと、勉強時間ないので、理解を得られるところに入るのは大切ですね。
赤岡:逆に私は、4年生になって6月くらいまで全部休んでました。
もともと授業を取っていなかったのと、ゼミが卒論を書き上げることを条件に、休ませてもらえるところだったので割と理解のあるゼミでした。
なので、勉強に集中できました。
新倉:2年生の後期くらいからどのゼミに入るか検討するときに考えておいた方がいいですね。
<仕事編へ続く>
長野県公式ホームページも要チェック!
Twitterでも情報発信中!