赤裸々に語ります。私の就活体験談Part2~面接対策編~
皆さんこんにちは。入庁2年目職員のSです。
現在私は、長野県の現地機関である上田建設事務所で働いています。
私の自己紹介や職場についてはこちらで触れています。ぜひご一読ください。
前回に引き続き、「自分の経験が長野県職員を志願する人の役に立つかもしれない」と思い、投稿します。
今回は、「就職活動で意識したこと」というテーマで、主に面接対策に焦点を絞り、紹介させていただきます。
はじめに
今回、面接編を取り上げようと思った理由ですが、筆記対策については既に、各々の学習方法を確立され、学習に本腰を入れている方が多いかと思います。
一方、面接対策については、現時点で未着手だったり、面接に対する漠然とした不安や苦手意識がある方々いらっしゃるのではと思いました。
この記事を通じて少しでも参考になればと思い、私が受験した「行政B秋季チャンス」の面接対策について紹介します。
面接対策を始める上で意識したこと
余裕をもって準備に取りかかる
私は大学4年6月ごろから準備を始めました。
受験を終えてみて、一次試験の合否発表から二次試験までの期間は思った以上に短いと感じました。自己分析や面接書類の作成、実践練習など、やることは多かったため、早めに取りかかることが大切だと感じました。実際に取り組んだことの詳細は後述します。
面接官の視点に立つ
模擬面接の際、模擬面接官からよく「聞き手の立場に立って回答するように」と指摘を受けました。話す内容で言えば、経験や強みをただ述べるのではなく、それらがどう長野県庁で働く上で活かすことができるのかを考えるよう意識しました。
また、模擬面接の様子を録音してチェックすることで、「結論から述べてもっと簡潔に答えよう」、「もう少しトーンを明るくしよう」など、改善点が多く見つかったので自身の話し方を客観視することも重要だと感じました。
具体的に取り組んだこと
続いて、私が面接対策として具体的に取り組んだことを下表に列挙してみました。
あくまで一つの例ですが、参考となれば幸いです。
面接本番について
志望動機について
面接で必ず聞かれた質問は志望動機です。
私が長野県庁を志望した理由は端的に言うと、「地元長野県の維持発展に貢献したいと思ったから」です。その背景は以下のとおりです。
・大学卒業まで20年以上を県内で過ごし、スノーリゾートや特産品等の地域資源や心地よい風土といった長野県の魅力を多く実感したこと。
・当時、長野県庁の職場体験で人口減少における自然保護事業や農産物の販路拡大を支援する業務を体験し、公務員として地域を支えることへの意義とやりがいを感じたこと。
ネガティブ面に迫る質問
本番での質問は、概ね面接カードの内容に関連したもの、派生させた質問が大半でしたが、中にはネガティブ寄りの質問も多々ありました。
例えば以下のような質問を受けました。
・短所は何か。過去にどのような失敗をしたか。
・希望外の部署に配属されたらどうしますか?
少し返答しづらい質問ですが、私はこうした質問が来たら期待されている、アピールできるチャンスと捉えるようにしていました。具体的には、ネガティブな質問に対して、ポジティブな言葉へ変換するよう意識しました。 (一例:心配性→慎重、用意周到 など)
最後に~長野県庁にはこんな魅力があります~
最後に私が感じる長野県職員の魅力を1つ取り上げ、皆さんの後押しができればと思います。
魅力はずばり、出会いの数が豊富だという点です。現在私は、建設事務所職員として、公共事業(道路や河川等のインフラ整備)実施のために、土地所有者である県民の方と直接折衝したり、市町村やコンサルタント業者と密接に協働する機会が非常に多いです。
ヒトとの出会いの他、職場の職員とプライベートで交流する中で、ゴルフや硬式テニスなど新たな趣味にも出会うことができました。
仕事という観点では、行政職は様々な職務に就くという特徴があるので、今後のキャリアの中で、どんな部署(分野)と関われるのかなと期待感が強いです。また、数年おきの異動に伴い、県内さまざまな地域を知ることができる点も魅力だと感じます。
最後になりますが、長野県職員というしごとは長野県の発展のため、幅広い分野に携わり活躍したいという方にとても相応しい仕事だと思います。
皆さんと働けることを楽しみにしています。