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”異動”ってどんな感じ?初めての異動を経験した職員にインタビューしました!

こんにちは!北アルプス地域振興局商工観光課の柴本です。
長野県職員は定期的に「異動」があるお仕事。とにかく広~い長野県には長野市に本庁舎、10地域に合同庁舎…他にも色々な場所に県の機関があります。
「県職員はどこで何の仕事をするか分からないな…」と思っている皆さんに、今回は“初めての異動”を経験した採用4年目の職員のお話をお届けします!

今回インタビューしたのは・・・

氏名:大井 麻緒(入庁5年目(インタビュー当時は4年目))
採用区分:行政B
勤務地:
① 北アルプス地域振興局 総務管理・環境課 環境係
② 健康福祉部感染症対策課

もともと民間企業志望!どうして長野県職員に?

大井:実は、もともと民間企業が第一志望でした。長野県職員を目指したきっかけは、合同企業説明会に参加したことです。
説明会にいた長野県職員の方のお話を聞いて、「行政B」という採用区分なら公務員講座を受講していなくても受験できることを知りました。そこで「長野県を受けてみよう!」と思ったのが一番のきっかけです。

柴本:行政Bは民間志望の人でも受けやすい採用区分ですよね。

大井:民間企業でも取り入れている「SPI」の試験対策は、大学3年の秋頃から取り組んでいたので、公務員を受けると決めてから新たに対策をすることはありませんでした。面接対策も、民間企業での面接の経験を活かして臨むことができました!

柴本:最終的に長野県職員を選んだのはなぜですか?

大井:就活中に大切にしていた軸が「生まれ育った長野県で地域課題の解決をしたい」というものでした。幅広い分野や地域と関われることが面白いと思い、多方面から地域課題の解決に携われる長野県職員を選びました。民間企業ではある程度、分野が決まっていたので…。

柴本:4年目(インタビュー当時)となりましたが、県職員を選んで良かったですか?

大井:まだ4年しか経ってないけど、補助金審査等の事務手続きといったデスクワークはもちろん、行政として地域のイベントに参加したり…県職員って色んな仕事ができるなぁと感じています。

初めての異動。採用4年目だけど新規採用の気持ちでした!


柴本:長野県職員は異動をして全く違う仕事をすることもありますよね。今年度、初めての異動を経験していかがでしたか?

大井:年数を積んで一人前になっていく人もいるけど、私は異動しても新規採用の気持ちでした。
1か所目の北アルプス地域振興局で環境に関する仕事をやっと覚えた…!と思ったら、2か所目は感染症対策課。今までやってきたことが一掃された気持ちでした。

柴本:どこでも共通している庶務の仕事はあっても、全然違う業務内容になりますもんね。

大井:4年目だから周りの方に聞くなんて恥ずかしいとは思わずに、新規採用のつもりで何でも聞いていました。今でも、周りに迷惑をかけてしまうくらいなら「何でも聞こう!」と思ってやっています。4年目になっても勉強になることは沢山ありますね…!

柴本:県職員としての年数は経ても、初めて関わる仕事はこの先も沢山ありそうですね。

大井:初めてのことは分からなくて当然なので、恐れずにどんどん聞いたほうが仕事も進みますしいいと思います。
異動は長野県のことをもっと知る良い機会だと思います。多方面から長野県の施策を知ることができて面白いです!

感染症対策課では主に総務を担当している大井さん

引越しに引継ぎに…内示後は大忙し!

大井:内示は3月中旬頃に出るので、それからの半月はあっという間でした。住んでいる宿舎の退去や引っ越しの手配…てんやわんやでした(笑)

柴本:引越しの手配は異動内示が出てからじゃないとできないですもんね…!

大井:真っ先にやっておいた方が良いことは、引越し業者への連絡です!
どの地域にも対応している業者がおすすめです。
引越業者の手配と並行して、お部屋探しも進めていました。
新規採用の方は、職員宿舎に優先して入居することができるので良いですよね。

柴本:引越し準備をしながら、仕事の引継ぎもして…大忙しですね。

大井:引継ぎの日は本当に緊張しました。
前任の方から色々なことを教えてもらいましたが、不安でいっぱい。
準備できる期間もないので、引継書をひたすら読んでいましたが、実践あるのみだと思います!

県職員ってデスクワークだけじゃない!

柴本:4年間で「県職員ってこんな仕事もするんだ!」と思ったことはありますか?

大井:就職する前の私の公務員のイメージは、椅子に座って淡々と仕事をするというものでした。
北アルプス地域振興局にいた時に、八方尾根(白馬村)の植生作業や外来植物の駆除作業、銀座NAGANOへ行って移住促進のイベントに参加したり…「デスクワークだけじゃないんだ!」って思いましたね。
地元のイベントに行政として参加するのは、地域の方々との交流を通じてその地域を知ることができるので、とても面白かったです!

柴本:部署にもよりますが、外に出て地域の方と触れ合えるのは嬉しいですよね。

大井:一から生み出す仕事もありました。エコバックやポスター・パンフレットを作ったり…。私が作ったものが地域の方の目に触れて、啓発やイベントの誘客につながるのはとても嬉しかったですね。まだ2か所目ですが、県の職員は色んな分野で地域に貢献できるんだなと実感しています。

大井さんが作ったチラシやエコバッグ!

受験生へメッセージ

大井:私が就活生の時は、不安や焦りを感じたり、周りの就活生と比べて落ち込んだりなんてしょっちゅうでした。
ですが、「○○がしたい」といった自分の軸さえぶれなければ、皆さんの想いは相手に届くと思います。周りと比較して落ち込む必要は全くないです。
自分だけの想いをぶつけてください。最後まであきらめず、自分らしく頑張ってくださいね

大井さん(手前)と柴本。異動後もたくさんお世話になっている先輩です!

最後まで読んでいただきありがとうございました!これから就職活動を迎える皆さんにとって、このnoteが「長野県職員」という職業を考える一つのきっかけになれば嬉しいです。
健康第一で頑張ってください☻


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