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縁の下(インフラ)の力もち 建設部の仕事~第1弾~

社会人採用枠で入庁7年目(公務員は8年目)、総合土木職の櫻山と申します。町役場からの転職になりますが、それ以前は民間の建設会社で勤務してました。
現場仕事ばかりしていましたが、より良い環境整備や街づくりに携わりたいと思い、長野県に入庁しました。
私が所属する佐久建設事務所は長野県の東部、佐久地域を管轄しており、面積は約1500㎞2(県内の約11%)、人口約20万人(県内の約10%)を占めています。そこで私の担当する業務を紹介したいと思います。

♦私の業務を一言でいうと?

道路管理者河川管理者って知ってますか?
円滑な交通を確保するため、適切な河川環境を確保するために維持管理が必要になるんですが、そのための維持工事や許認可等の業務を行っているのが道路管理者や河川管理者です。

〈私の担当業務〉
・道路や河川の維持工事の設計、監督業務
・除雪や融雪業務の設計、監督業務
・異常気象時等の緊急対応 等
 以上が主な業務となります。

維持管理工事は一年を通して業務を行っています。佐久北部事務所管内には、有名な観光地である軽井沢町や立科町、そして都市部の佐久市、小諸市があり、日々多種多様な要望や意見が寄せられていますが、限られた人員、予算の中で緊急度の高いところや、優先順位等を考慮しながら随時対応を行っています。

具体例としては、壊れた道路の案内標識や縁石を直したり、道路に倒れた倒木などの処理を行っています。

道路パトロールカー

また、各建設事務所では職員の直営による道路パトロールも毎日交代で実施しています。1週間に一度は管内の道路全てをパトロールし、道路舗装の穴埋め補修や、側溝の詰りを清掃する作業等をしています。
直営で対応出来ない場合は契約している小規模補修工事業者へ施工を依頼して対応しています。
こうした道路パトロールも道路を安全に走行していただくために、重要な業務の一つです。

①道路維持工事

道路はアスファルトという加熱合材で舗装をされていますが、道路にも寿命があります。劣化が進むと大きなひび割れやわだち掘れ等が発生して、通行に支障が出てしまいます。そのため劣化が進んだ道路は、切削や剥ぎ取り等を行い新しい舗装を舗設する工事を行っています。新設の舗装は見違えるほど綺麗になります。

工事現場の様子

②河川維持工事

↓↓これ、実は川なんですよ~。軽井沢町から佐久市にかけて流れている一級河川の湯川です。

河川維持工事の様子

河川は、大雨等の出水があると上流から流れてきた土砂が堆積して、本来あるべき通水能力が低下してしまい、再び大雨が降ると河川の氾濫や、堆積土砂が河川構造物を破損させるなど被害が発生してしまう恐れがあります。そのため堆積した土砂を取り除く工事を浚渫(しゅんせつ)工事と呼びます。これも災害を防ぐため重要な維持工事となっています 。

♦最後に

ざっくりと紹介しました建設部維持係の仕事ですが、小さなゴミ拾いから大掛かりな河川工事や橋梁修繕など業務内容は多岐にわたっています。そして、県民の皆様の暮らしに直結する内容ですので、責任ややりがいも大きく毎日がドキドキ、ワクワクです。そんな建設部の仕事に興味を持っていただけると幸いです。

第2弾では私の趣味の活動である○○○○○による地域活性化活動について紹介します!お楽しみに!

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