早いもので長野県庁に就職してから1年が経ちました、令和5年度採用の芝（しば）です。今までは下の名前で呼ばれることがほとんどだったのですが、入庁してから苗字の芝崎にちなんで芝さんと呼ばれるようになり、なんだか新鮮でうれしい（？）のでここでは芝というペンネームで書きたいと思います。

自己紹介　

なかなか変わった経歴の持ち主なので一つひとつ書いていてはそれだけで記事が終わってしまいそうなので箇条書きにします。

今回の記事ではこんな私がなぜ長野県庁に就職したのか、なぜ公務員になろうと思ったのか、県外受験者として受験時に取り組んだことについて書きたいと思います！
また、別の記事で具体的な仕事内容や兼務についても書きたいと思います。

長野県を選んだ理由

千葉県生まれのベトナム育ち、と聞いたらまず聞かれるのが「なぜ長野県に来たの？なぜ長野県庁を選んだの？」です。長野県庁に就職してから冗談抜きで100回は聞かれています（笑）今回の記事では私がなぜ縁もゆかりもない長野県を選んだのかを書きたいと思います！
長野県を初めて訪れた時に空気がおいしく自然が豊かな長野県に一目ぼれしました。長野県庁の後ろにも山がたくさん。そんなのびのびとした長野県にとても魅力を感じました。人が多い、空気が悪い、ストレス社会のオーラが漂う大学時の通学路とは大違いでした。

さて、長野県庁のどこに魅力を感じたかといいますと、国際協力や国際交流、SDGsに力を入れている点です。私は自己紹介でも少し書いた通り、ベトナム育ちで、インターナショナルスクールに通っていたので英語が得意です。また、中高ではフランス語を習得したので、外国人の方と関わることのできる仕事にとても関心がありました。

公務員になろうと思ったきっかけ

私は国際教養学部を卒業したため、何かを専門に学んだというより様々な分野を幅広く学びました。そのため、自分が興味ない分野についても学び、それが実はとても面白いと気づいたこともありました。これがきっかけで、何かを専門に仕事をする民間企業より、様々な職種や業務に携われる公務員を志望するようになりました。
公務員の仕事内容以外での魅力の一つは福利厚生の充実だと思います。育児休暇の取得率、年次有給休暇の取得率を見た上で、公務員はワークライフバランスを充実させるうえでとても協力的な組織だと思いました。実際に職場で育児休暇を取得している男性職員がいたり、自分自身も年次有給休暇を取りたいときに取ることができて、しっかりと仕事とプライベート共に充実させることができているこの職場環境に感謝しています。

受験対策

さて、読者の皆様が一番興味あるであろう受験対策について書きたいと思います。
私は行政B［SPI方式］で受験しました。行政Aと行政Bは受験方式が異なり、行政Bには１次試験に自己アピール試験とSPI3基礎能力検査。
この記事では行政B特有の試験内容の対策方法ではなく、県外受験者の私がどのような面接対策を行ったかについて説明したいと思います。
県外受験者は面接で必ず「なぜ自分の住んでいる地域ではなく長野県を選んだのか。」を聞かれます。これを答える上で私が重要だと思うのはただひたすらインターネットで長野県の情報を眺めて魅力を探すのではなく、実際に長野県に行って自分の目で見て感じたことを話すことで面接官に気持ちが伝わりやすいと思います。もちろんインターネットで長野県ホームページを見て研究し、業務内容等を理解することもダメということではありません。業務内容を理解した上で、長野県が取り組んだプロジェクトや建築物等に実際に出向くことも有効だと思います。
県外受験者が面接に臨む上で重要な点がもう一つあります。それは長野県について長野県民と同じレベルの知識量がある状態で受験することです。長野県庁で働きたいのであれば長野県についての知識があるのは当たり前とされますので、長野県が取り組んでいる目標の内容を理解し、長野県の統計や基礎知識は頭に入れておくことが大切だと思います。実際私は面接で「県外在住者から見た長野県の魅力と課題点」についての質問があったので、長野県の統計や長野県の訪れた感想を準備していたことで問題なく回答できました。

最後に

以上、県外受験の県庁職員からの簡単なアドバイスでした。
少しでも参考になれば幸いです。
長野県庁に入りたい強い気持ちと長野県への愛を持って試験に臨んでください。
長野県庁でお待ちしております！