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現役大学院生に聞いてみた~やってみてどうだったインターンシップ~前編「いきなりメールを送ってみたの巻」

こんにちは、長野県人事委員会事務局です。これまで長野県職員の様々な記事を紹介してきましたが、今回は番外編として11月から3か月間環境部環境政策課インターンシップに来ている京都大学大学院に通う佐野さんと受け入れ担当の吉村さんに、インターンシップの感想などをインタビューしました。インターンシップから見たリアルな長野県庁を感じていただけたらと思います。
全3編に分けてお届けします!(※長野県が募集するインターンシップとは異なります。)

Q 普段は、大学院で何を研究されているのですか?

佐野さん:私はもともと自然が好きで、昔からごみ問題や気候変動、生物多様性が失われているといった危機感を抱いていました。環境問題に対して何かしたいという思いから京都大学大学院地球環境学堂に入学し、自治体の気候変動政策について研究しています。

Q なぜインターンシップをやろうと思ったんですか?

佐野さん:大学院の制度で、環境問題に取り組んでいる企業や自治体へのインターンシップが必修となっていて、受け入れ先を探していました。

Q その中でなぜ長野県庁へ?

佐野さん:インターンシップ先は都道府県にしようと考えていました。気候変動に関する政策を決める過程を研究したいと思っていて、それなら行政の実務や現場を体験できて、CO2削減目標やビジョンを設定する役割をもっている都道府県がいいなあと。その中でも、長野県が気候変動に先進的に取り組んでいることを思い出して、アタックしました。
2020年に気候変動に関するオンラインセミナーに参加した時、都道府県で初めて「気候非常事態宣言」をしたことや具体的な取組などを聞いて、「気候変動対策といえば長野県」という印象があったんですよね。

Q どうやってアタックしましたか?

佐野さん:長野県職員に知り合いがいたわけではないので、メールで直接環境政策課にインターンシップしたい旨の連絡しました(笑)院の先輩の中には断られた学生もいたので、結構ダメもとだったんですけど、1か月後くらいに、受入の回答をもらえました。

吉村さん:とても熱いメールが届きました。最初はみんな驚きましたが、熱い想いがある学生を受け入れたいと思いました。ただ、長期インターンを受け入れたことがなかったので、内部の調整には時間がかかりました。

Q 受入の回答が来たときはどう思いましたか?

佐野さん:すっごくうれしかったです!

吉村さん:受け入れの返答をしたあとすぐにウェブで打ち合わせをしたんですが、その打ち合わせではそんな「やったー!」って感じじゃなく、落ち着いている印象でしたよ(笑)

佐野さん:職員の方と初対面だったので緊張していました(笑)

インタビューの様子 左:佐野さん 右:吉村さん

Q 11月14日からインターンシップを開始したとのことですが、お仕事以外の生活面はどうですか? 長野県に住むのは初めてですか。

佐野さん:はい。荷物は宅配で送って、駅前のマンスリーマンションに住んでいます。長野県の山が楽しみでしたが、実際に来たらほんとに山に感動しました。来る途中で特急しなのからみた景色や、出張で白馬村に行った時の北アルプスの山々が特に綺麗でした!
また、長野県のお味噌のおいしさに感動して、みそ汁を食べる量が増えました。ほかにもりんごやおそば、おやきなど食べ物をエンジョイしましたし、週末や退勤後に善光寺周辺を歩いて、おしゃれなカフェのすぐ横に昔ながらのお土産屋さんがあるような、独特な雰囲気を楽しんでいます。

吉村さん:かわりにおいしいミカンをいただきました。(佐野さんは愛媛県出身)

Q 長野県庁の第一印象はいかがですか?

佐野さん:行政機関に足を踏み入れたのも初めてでドキドキしました。前例がないのにインターンを受け入れてくれたので、柔軟な職場かなと予想しつつ、それでもやはり正直迷惑そうな顔をされる方もいるのかなと思っていましたが、始まってみると職員の皆さんが笑顔で話しかけてくれるなど、温かく迎え入れてくれました。最初の一週間でいきなり2回も出張があって、想像以上にアクティブなことにもびっくりして。

Q いきなり出張があったんですね。

吉村さん:そんなに頻繁に出張していないんですけどね。たまたま重なりました(笑)

佐野さん:出張先で、職員の皆さんが、深い議論をされているのを見て、日頃から地域の課題に向き合って、他地域での取組事例を県の業務にどう活かすかということを第一に考えていることが伺えました。また、関係者と信頼関係を築けるコミュニケーション力もすごいと思いました。

自席で調査を行っている様子

続きは中編へ。担当している業務などをご紹介します。お楽しみに!

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